2010年12月09日
初めての仕事
アメリカに移ってきて4カ月。沖縄での仕事を辞めてからは7か月ちょっと。
これまでは家の片づけでパタパタしていましたが、やっとこの前最後の段ボールを片付けました・・・(遅いよね~
)
落ち着いてきたところで、家にこもっているよりは何かしたいなと思っていましたが、なかなか勇気が出ないところを旦那さんと、旦那の両親に色々助けてもらって11月の終わりごろに、substitute teacher 臨時教員の申し込みをしてきました
ここでは日本と同じように、各地区に教育委員会みたいなものがあり、私の住む地区のWeber school district ウィーバースクール地区というところに申し込みを出したのですが、日本とは違うところがたくさん。
まずセキュリティバックグラウンドチェックという身元調査をしなければならず、62ドルを払って指紋をとらされました・・・62ドルって高い・・・
履歴書も頑張って作ってもっていったのですが、意外に臨時教員は必要ないといわれ、申込書だけ提出
教員免許は日本のは通じないから、オンラインでテスト受けてと言われたのですが、旦那さんのお父さんが傍から、え?日本のじゃダメ?と聞いてくれて、意外にまたすぐテストは受けなくてOKに・・(お父さんは退職する前にそこで働いていたので、一緒に行ってくれたんです)
それでもオンライントレーニングというのがあって、ビデオをみてテストを受けるというのがあったのですが、その中にBlood borne Pathogens 血液に関する病気の感染 のトレーニングがあって、HIVやB,C型肝炎に感染しないためのビデオでした。
アメリカではもしかして持っている子が学校にいるのかな・・と思いましたが、偏見が生まれないようにするためでもあるらしいです。
その他にも人種についてや、学校の決まりなど、日本とは違う事もたくさんあり、勉強になりました。
それでも、できるかどうか自信がない・・・とウジウジ考えてる中、2日前の朝、急に電話がかかってきて初めての仕事をしました!

ノースオグデン幼稚園&小学校 画像はお借りしました
ノースオグデンエレメンタリーという幼稚園から小学校まで(一部保育園)一緒になっている学校で、私はプリスクール(保育園)の養護学級の臨時を2日間しました
仕事の内容は時間がなくて簡単にしか説明してもらえなかったので、1日目は、体当たりでした。
その学級に来る子は、ダウン症であったり、自閉症、言語障害、その他の重い病気を持っている子供たちでしたが、びっくりするくらいみんな元気で、とてもかわいい子たちでした

違う学校の画像ですが、お借りしました
一番驚いたのは、中にはどんな障害を持っているのかわからないほど、普通に見える(言い方は悪いかもしれません)子もいたことです。
そのことをランチで他の先生に聞いてみると、ほとんどの子はスピーチプロブレムといって言語障害を持っており、普通の子とほとんど変わらない子もいるが、3歳までにある一定の数の言語を発さない子供は障害認定を受ける事が状態によってはあるんだそうです。
もちろん、専門家が認定をするのですが、彼女が言うには、普通の子と障害を持っている子の違いは時々本当に難しく、普通の子供でもある一定の事に関してはできないこともあるし、大人だってそんなことはたくさん持っていると思うけど、その境目がとても難しいのよと言っていました。
一番大変なのはやはり両親で、認定を受けて養護学級に通うようになってから新たな障害が見つかる子もいたりするので、両親がそれをどう受け止めるかなのだそうです。
養護学級に通ってから言語障害を乗り越える子もいるということで、両親の受け止め方によって子供への影響が違ってくることもあると言っていました。
幼児の教育には携わったことがないので、日本も同じかもしれませんが、印象的だったのは、物や教員の数が充実しているなと思いました。
まず、教室には先生は一人ではなく、10-15名の子供に対して先生が多い時には4、5名つくことです。
身体的に重い障害を持っている子は看護士が一対一でつきます。 スピーチセラピストの先生も付きます。
おままごとセットにしても、ミニチュアキッチンや細かいものがたくさんそろっていたし、たくさんの子供におもちゃが足りないということは絶対ないと思うほど色々ありました
子供たちは朝登校して、オープニング(歌を使って発音練習をする)をし、3つのグループに分かれて、プラニングと言って、何をしたいかを自分たちで決めさせます。プラニングのシートを見せて、その中から選ばせるのですが、それから自由に自分たちで道具を取らせて遊ばせます。
それが終わるとスナックタイムになり、スナックを食べる前に何をしたのか一人ひとりにまた言わせます。
スナックが終わるとジムタイム(体育館で運動をして遊ぶ)や、絵本を読み聞かせをしてその読んだ絵本に関するプロジェクトを全体でします。
意見をはっきり言う事や、何をしたいかなどはっきりする事など自主性を大切にしているアクティビティが多かったことが印象的でした。
日本と違うなと思ったのは、日本では、保育園の先生自身がピアノなどを弾いて歌を歌わせたり、ダンスをしたりすることが多い?と思うのですが、それはなかったことです。
2日間しかいなかったし、養護学級ではそれ以外のプロジェクトが大切なのかもしれませんが、物を使ってやる事が多いなと感じました。
日本で臨時教員というと、半年や一年単位の長さの雇用が普通なのですが、アメリカでは、電話があれば毎日違う学校の臨時教員をするというのが普通なようです。(中にはたまに3カ月とか6か月もあるようですが)
一緒のクラスの先生が、臨時教員でも、多い時は週に3,4回ほとんど毎週仕事があるよと言っていました。朝早くに電話がコンピューターの音声応答でかかってくるとの事でしたが、実際、昨日朝6時にかかってきていました!
そんなに休みの先生が多いのか??
昨日は仕事だったので、断りましたが、今日はかかってこなかったな・・
アメリカも就職難なので、こんな外国人の私でも機会をくれるなんて、アメリカはチャンスの国だなと思います。また、このためにたくさんの人にお世話になり、本当に感謝しています。
お世話になった方の期待にこたえないと・・と思う反面、まだあまり自信はありませんが
、英語ももっと勉強して、頑張ってみようと思います
これまでは家の片づけでパタパタしていましたが、やっとこの前最後の段ボールを片付けました・・・(遅いよね~

落ち着いてきたところで、家にこもっているよりは何かしたいなと思っていましたが、なかなか勇気が出ないところを旦那さんと、旦那の両親に色々助けてもらって11月の終わりごろに、substitute teacher 臨時教員の申し込みをしてきました

ここでは日本と同じように、各地区に教育委員会みたいなものがあり、私の住む地区のWeber school district ウィーバースクール地区というところに申し込みを出したのですが、日本とは違うところがたくさん。

まずセキュリティバックグラウンドチェックという身元調査をしなければならず、62ドルを払って指紋をとらされました・・・62ドルって高い・・・

履歴書も頑張って作ってもっていったのですが、意外に臨時教員は必要ないといわれ、申込書だけ提出

教員免許は日本のは通じないから、オンラインでテスト受けてと言われたのですが、旦那さんのお父さんが傍から、え?日本のじゃダメ?と聞いてくれて、意外にまたすぐテストは受けなくてOKに・・(お父さんは退職する前にそこで働いていたので、一緒に行ってくれたんです)
それでもオンライントレーニングというのがあって、ビデオをみてテストを受けるというのがあったのですが、その中にBlood borne Pathogens 血液に関する病気の感染 のトレーニングがあって、HIVやB,C型肝炎に感染しないためのビデオでした。
アメリカではもしかして持っている子が学校にいるのかな・・と思いましたが、偏見が生まれないようにするためでもあるらしいです。
その他にも人種についてや、学校の決まりなど、日本とは違う事もたくさんあり、勉強になりました。
それでも、できるかどうか自信がない・・・とウジウジ考えてる中、2日前の朝、急に電話がかかってきて初めての仕事をしました!

ノースオグデン幼稚園&小学校 画像はお借りしました
ノースオグデンエレメンタリーという幼稚園から小学校まで(一部保育園)一緒になっている学校で、私はプリスクール(保育園)の養護学級の臨時を2日間しました
仕事の内容は時間がなくて簡単にしか説明してもらえなかったので、1日目は、体当たりでした。
その学級に来る子は、ダウン症であったり、自閉症、言語障害、その他の重い病気を持っている子供たちでしたが、びっくりするくらいみんな元気で、とてもかわいい子たちでした


違う学校の画像ですが、お借りしました
一番驚いたのは、中にはどんな障害を持っているのかわからないほど、普通に見える(言い方は悪いかもしれません)子もいたことです。
そのことをランチで他の先生に聞いてみると、ほとんどの子はスピーチプロブレムといって言語障害を持っており、普通の子とほとんど変わらない子もいるが、3歳までにある一定の数の言語を発さない子供は障害認定を受ける事が状態によってはあるんだそうです。
もちろん、専門家が認定をするのですが、彼女が言うには、普通の子と障害を持っている子の違いは時々本当に難しく、普通の子供でもある一定の事に関してはできないこともあるし、大人だってそんなことはたくさん持っていると思うけど、その境目がとても難しいのよと言っていました。
一番大変なのはやはり両親で、認定を受けて養護学級に通うようになってから新たな障害が見つかる子もいたりするので、両親がそれをどう受け止めるかなのだそうです。
養護学級に通ってから言語障害を乗り越える子もいるということで、両親の受け止め方によって子供への影響が違ってくることもあると言っていました。
幼児の教育には携わったことがないので、日本も同じかもしれませんが、印象的だったのは、物や教員の数が充実しているなと思いました。

まず、教室には先生は一人ではなく、10-15名の子供に対して先生が多い時には4、5名つくことです。
身体的に重い障害を持っている子は看護士が一対一でつきます。 スピーチセラピストの先生も付きます。
おままごとセットにしても、ミニチュアキッチンや細かいものがたくさんそろっていたし、たくさんの子供におもちゃが足りないということは絶対ないと思うほど色々ありました
子供たちは朝登校して、オープニング(歌を使って発音練習をする)をし、3つのグループに分かれて、プラニングと言って、何をしたいかを自分たちで決めさせます。プラニングのシートを見せて、その中から選ばせるのですが、それから自由に自分たちで道具を取らせて遊ばせます。
それが終わるとスナックタイムになり、スナックを食べる前に何をしたのか一人ひとりにまた言わせます。
スナックが終わるとジムタイム(体育館で運動をして遊ぶ)や、絵本を読み聞かせをしてその読んだ絵本に関するプロジェクトを全体でします。
意見をはっきり言う事や、何をしたいかなどはっきりする事など自主性を大切にしているアクティビティが多かったことが印象的でした。

日本と違うなと思ったのは、日本では、保育園の先生自身がピアノなどを弾いて歌を歌わせたり、ダンスをしたりすることが多い?と思うのですが、それはなかったことです。
2日間しかいなかったし、養護学級ではそれ以外のプロジェクトが大切なのかもしれませんが、物を使ってやる事が多いなと感じました。
日本で臨時教員というと、半年や一年単位の長さの雇用が普通なのですが、アメリカでは、電話があれば毎日違う学校の臨時教員をするというのが普通なようです。(中にはたまに3カ月とか6か月もあるようですが)
一緒のクラスの先生が、臨時教員でも、多い時は週に3,4回ほとんど毎週仕事があるよと言っていました。朝早くに電話がコンピューターの音声応答でかかってくるとの事でしたが、実際、昨日朝6時にかかってきていました!

昨日は仕事だったので、断りましたが、今日はかかってこなかったな・・
アメリカも就職難なので、こんな外国人の私でも機会をくれるなんて、アメリカはチャンスの国だなと思います。また、このためにたくさんの人にお世話になり、本当に感謝しています。
お世話になった方の期待にこたえないと・・と思う反面、まだあまり自信はありませんが

Posted by notty at 03:11│Comments(2)
この記事へのコメント
nottyすごい!!尊敬するよー!!仕事したいなって思ってるけど、未だにやる気がおこらずー・・・2年経ってしまった。私も来年こそは、活発に行動したいな。
Posted by mikki at 2010年12月14日 10:10
いやいや・・・自分もできればもっと勉強して、生活にも慣れてから仕事したいんだけどさ・・・色々無理やりだよ・・ 幼稚園でも最近やったんだけど、アメリカ人の子供は元気過ぎて最初はちょっと大変だった・・・かわいくていい子たちではあったんだけどさ、レッスンプランをやる直前に渡されて、準備する時間が少ないわけさ・・・幼稚園であれだったら、まだ今は小学校とかできないかも・・・今はスペシャルeducationのクラスだけ入れてるってば。 この前、この学校区の求人で、中学女子バスケのコーチっていう募集があって、mikkiの事思い出したよ~ (^-^)
Posted by notty
at 2010年12月16日 06:08
